年会長挨拶
第49回日本毒性学会学術年会を2022年6月30日(木)〜7月2日(土)の3日間、札幌コンベンションセンターにて開催させていただきます。
今回のテーマは「One Healthと毒性学」です。One World One Healthはヒトの健康の実現のために、ヒト、動物、環境/生態系の健康を一つの健康として捉える概念です。One Healthに基づく取り組みはヒトや動物の健康はもちろん、社会・経済など多くの課題とつながるアプローチです。毒性学はさまざまな専門家やステークホルダーの集うトランスディシプリナリティの領域であると認識しています。2004年にマンハッタンで提唱されたOne Healthアプローチは、まさにこのトランスディシプリナリティの実践です。動物由来の感染症Covid-19が未だ猛威を振るう中、この課題を乗り越えるために、このOne Healthの概念と毒性学の関係をもう一度見つめなおしたく、このテーマを設定させていただきました。また、トランスディシプリナリティの基本に立ち返り、できるだけ幅広い分野の皆様からのご意見を伺いたく、第49回の学術年会は企画シンポジウムを完全公募型とさせていただきます。是非、企画ご公募とご参加をお願い申し上げます。
北海道では、6月になりますと初夏に入り、とてもさわやかな季節を迎えます。最近の気候の変動で北海道でも気温の上昇傾向が認められますが、1年の中でも過ごしやすい時期の一つとなっております。また、札幌で日本毒性学会が開催されるのは1999年(第26回)以来、実に23年ぶりとなります。皆様に久方ぶりの北海道での開催を楽しんで頂けますよう、事務局スタッフ一同、頑張ってまいります。
本学会の開催にあたり、格段のご理解とご協賛を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
今回のテーマは「One Healthと毒性学」です。One World One Healthはヒトの健康の実現のために、ヒト、動物、環境/生態系の健康を一つの健康として捉える概念です。One Healthに基づく取り組みはヒトや動物の健康はもちろん、社会・経済など多くの課題とつながるアプローチです。毒性学はさまざまな専門家やステークホルダーの集うトランスディシプリナリティの領域であると認識しています。2004年にマンハッタンで提唱されたOne Healthアプローチは、まさにこのトランスディシプリナリティの実践です。動物由来の感染症Covid-19が未だ猛威を振るう中、この課題を乗り越えるために、このOne Healthの概念と毒性学の関係をもう一度見つめなおしたく、このテーマを設定させていただきました。また、トランスディシプリナリティの基本に立ち返り、できるだけ幅広い分野の皆様からのご意見を伺いたく、第49回の学術年会は企画シンポジウムを完全公募型とさせていただきます。是非、企画ご公募とご参加をお願い申し上げます。
北海道では、6月になりますと初夏に入り、とてもさわやかな季節を迎えます。最近の気候の変動で北海道でも気温の上昇傾向が認められますが、1年の中でも過ごしやすい時期の一つとなっております。また、札幌で日本毒性学会が開催されるのは1999年(第26回)以来、実に23年ぶりとなります。皆様に久方ぶりの北海道での開催を楽しんで頂けますよう、事務局スタッフ一同、頑張ってまいります。
本学会の開催にあたり、格段のご理解とご協賛を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
第49回日本毒性学会学術年会
環境獣医科学分野毒性学教室)
年 会 長 石塚真由美
(北海道大学大学院獣医学研究院環境獣医科学分野毒性学教室)